長野県伊那市アロマテラピーサロン&スクール

◆本日夏至日。タイムラグを上手に活用&ジメジメ梅雨対策! 〜2020年6月21日〜

こんにちは。マノカルダです。

 

本日6月21日、二十四節気の第十、【夏至】。太陽黄経90度。
北半球では一年で一番昼間の時間が長い日。

 

みなさま、いかがお過ごしでしょうか。
関東甲信までは梅雨入りし、本格的な雨の季節になってきました。そのせいもあってか、昼の長さがあまり感じられないかもしれませんね。

 

暦の上では、太陽が一番北に寄り、太陽黄経が90度になる日を“夏至日”、そして天文学的には太陽黄経が90度になり、天球上で太陽の赤道面からの距離が最大になる瞬間のことを“夏至”とか“夏至点”というのだそうです。

 

夏至の瞬間である夏至点は、今年は世界時では6月20日の21時43分、そして、日本時間ではその9時間後、6月22日の6時43分だそうです。

 

へー。夏至日と夏至点、って、日付が変わることもあるんですね!
それは地球の公転起動が楕円周期だから、というのが主な理由だそうです。

 

それに、夏至というと、なんとなく
【一年で一番早くに日が出て、一番遅くに日が沈む】
というイメージ、ありませんか?

 

わたしもそんな漠然としたイメージを持っていたんですが、ちょっと調べてみて驚きました!
一番早い日の出も、一番遅い日の入りも、夏至日ではないんです。

 

例年でいうと、一番早い日の出は、
・夏至の一週間ほど前の期間(ちなみに今年2020年は6月5日〜20日まで(4時25分;東京))
一番遅い日の入りは、
・夏至の一週間ほどあとの期間(ちなみに今年2020年は6月23日〜7月4日まで(19時1分;東京))

 

なんですって!ビックリ!

 

【タイムラグを意識的につかってみる】

でも、なんだか納得も。
一年で一番日が長くなる夏至って、一年で一番暑いのか?といえば、そんなことない。
むしろ夏至からひと月〜ひと月半位経った、7月下旬〜8月上旬が一番の暑さのピークですよね。

 

冬も然り。
冬至の大体ひと月後、1月下旬から2月上旬が、一番の寒さのピークですもんね。

 

分岐点となるひとつの地点を過ぎてから、私たちが実際に実感する、体感できるようになるまでには、タイムラグが必ずあるんだな、と。
大自然の、宇宙の摂理としての、タイムラグ。

 

決意してから、動き始めてから、30日から45日。その頃にやっと、実際の成果や結果が少しづつ見えてくる。
これって、身体の体調管理や、夢や目標の実現に関しても当てはまるのではない?きっと。

 

このタイムラグを上手に利用して、このひと月を、暑さにも湿度にもコロナにも踏ん張れる、しなやかな身体とココロを準備する期間として活用していきましょう。そして、大きくても小さくても、ささやかでも些細なことでも。夢や目標や希望は、それをカタチにする準備期間として。

 

大いに活用しましょう!

 

さあ、今日から何を始めましょう?
是非、ひとつでいいので、ささいなことでもいいから、マイ ルーチンを作ってみてください。

 

寝る前の腹式呼吸?
寝る前のフェイシャルスチーム?
起きた時のニッコリ笑顔ワーク?
帰ってきたらまず、靴をそろえてみる?
毎日お日様を感じる時間を持つ?(雨でも曇っていても)
それとも毎日お月さまを感じる時間を持つ?(もちろん雨でも曇っていても!)
食事のひと口目は30回噛むようにしてみる?
食事の時間はテレビを消してみる?(1食でも、毎食でも。)
ごはん中はスマホの電源を切ってみる?
お風呂に入ったら、心臓の鼓動を聞いてみる?
洗濯物を干すときはつま先立ちしてみる?
朝起きてお白湯を飲むようにしてみる?
それとも夜寝る前にお白湯を飲む?

 

ひとつ、決めたら、さあ、さっそく今日から始めてみましょう。

 

きっと、8月上旬、立秋辺りには、きっと何かがバージョンアップした感じや、身体や気持ちの変化を感じるに違いありません。
だって、宇宙の摂理、ですから・・・!!!

 

【梅雨のジメジメ、少しでも快適に】
各地で梅雨入りもし、本格的に雨の季節に入ってきました。
この時期はジメジメ、ねっとり。暑さと相まって何とも言えない不快感。

 

少しでも快適にこの時期を乗り切るために、アロマがサポートできること、たくさんあります!
ダニ対策

雨続きでお布団も干せないし、ダニが気になる。。。そんな時にもアロマの出番。精油には、忌避作用といって虫を寄せ付けない作用を持つものがたくさんあります。
ただ、殺作用まではありませんので、殺虫対策もしつつ、香りの作用でリラックスもしつつ、ダニさんを寄せ付けない住環境を目指しましょう。
ダニが嫌がる香りの成分としては、
・シトロネロール
・シトラール
・ネロール
・リナロール
・シトロネラール
・ゲラニオール
などがあります。
シトロネロールやシトラールを多く含む精油として
・レモン
・レモングラス
・ユーカリレモン
・シトロネラ
・メリッサ
リナロールやシトロネラール。ゲラニオールなどを多く含む精油として
・ラベンダー
・ローズウッド
・ゼラニウム
・ペパーミント
・イランイラン
などがあります。

 

どちらかというとはさわやか柑橘系、は甘めのリラックス系、という感じです。
お好みで混ぜでもらってもいいかなと思います!

 

お布団への使い方ですが、
・アロマスプレーを作ってお布団やまくらにスプレーする
(スプレー50ml分:無水エタノール5mlに精油10滴程入れてよく混ぜ、最後に精製水を45ml入れて良く振って出来上がり!無水エタノールがなければ高濃度のアルコールでもOK。)
・精油を数滴キッチンペーパーなどに数滴垂らし、シーツやベッドパットとの隙間に挟む

 

などの使い方ができます。

 

蚊よけ

ワタクシ事ですが・・・。わたくし、本当に蚊に弱いのです!!!すぐに刺されるし(他の人が刺されてなくても何故か私だけ数カ所刺されたり。)刺されると腫れるし・・・。ジメジメに加えて、本当にストレスがたまる時期の到来です、私にとって。
そんな私が毎年欠かさず作るのか、この蚊よけスプレー。
私の場合、本当にちょっとした隙をつかれて刺されることが多いので、とにかく屋外に出るときはこのスプレーをシュッシュしてから出ます。
そのスプレーに使用している精油が、

 

・レモンユーカリ
・シトロネラ

 

この2種類。

 

いろいろ試してみたのですが、私はこの精油のブレンドした奴が一番のお気に入りです。
もちろん1種類でも全然問題ありません!

 

作り方は先ほどのダニよけスプレーと同様です。
スプレーすると結構水っぽいので、手で伸ばしたりして使用しています。お顔につける場合は一度手に取ってからのご使用をお勧めします。目に入らないように注意して使ってください。

 

クモの巣よけ

これも、毎年わたしを憂鬱にさせる、クモの巣問題。
我が家は屋外に渡り廊下がある家なのですが、毎日まいにち顔にクモの巣がひっかかりほんとうにイヤ〜!!!!って。

 

そして最近見つけました!クモ除けアロマ〜♪

 

それは。

 

・シダーウッドバージニアン
・レモングラス

 

です!
これもスプレーを作ってクモが巣を張りやすいところにシュッシュとスプレーするだけ。屋外だとやはり効果持続の時間が短いですが、それでも一週間はその場所ではクモさんと遭遇しなくなりました。
室内でも、例えばキッチンの蛍光灯近くとか、隅っこの方、押し入れやふすまなどの隙間、なんかによくクモって巣を張ってますよね。そんなところにもシュッシュとスプレーしてみてはいかがでしょうか。市販のクモ除けだとキッチン周りにはちょっと怖くて・・・なんていうかたでも安心して使っていただけるのではないかと思います。

 

精油を買ったけど、気が付いたら開封してからもう2年以上も経ってた・・・なんていう精油が上記の中にあったら、そんな精油達の出番です!

 

精油は、100%植物由来。
市販の虫よけやダニ除けが身体に合わなかったり、化学物質に過敏な方や心配な方は一度試してみてはいかがでしょうか?

 

だからといって、精油は絶対的に安心安全か?というと、そういうわけではありません。
使用方法や使用量、使用する種類によっても、逆に身体に害を及ぼす場合もあり得ます。
精油の使い方や用法、量など、気になったらお気軽にお問合せくださいね。

 

自分にあった心地よいケアで、みなさんがこの時期をより快適にすごせますように。

 

6月21日、夏至の、季節のお便りでした。
次回は7月7日(小暑)の予定です。
最後までお読みいただきありがとうございました。

 


◆香りのおうち仕事、の時期です♪ 〜2020年6月5日〜

こんにちは。マノカルダです。

 

本日6月5日、二十四節気の、【芒種(ぼうしゅ)】です。太陽黄経75度。
季節の暦、二十四節気のこの芒種、あまり聞きなれないですが、どんな時期なのかといいますと。

 

“5月の節にあたり、旧暦では4月末〜5月上旬。新暦では6月8日頃(今年は本日6月5日です)にあたる。稲や麦などの芒(のぎ)のある作物の種を播く時節というところから芒種といわれる。現在の田植えの時期は早まったが、昔の田植えの時期はこのころであった。気象的にみると、梅雨入りになりかかりの頃にあたる。夏の季語”
(日本大百科全書(ニッポニカ) より)

 

ここ伊那市では田植えもほぼ終わり、お日様のつよ〜い光を浴びて水田がキラキラとまぶしいです。
きれいですね、田圃って。
でも、毎日毎日、ちゃーんと人の手が入っているからこその、美しさ。
手仕事の美しさは、自然にも、私たちの生活にも、そして心にも栄養をくれますね!見ていると元気になってきます。

 

緊急事態宣言も全国で解除となりました。新しい日常が各所で始まっています。
すこしづつ、手探りで。
自分に、地域に、日本に、より寄り添った新しい日常を模索して、提案して。
私から、みんなから、一人ひとりが少しづつ。
そんな風につくっていけたら素敵だな、いいなと思っています。

 

その一つとして、この【季節のおたより】が、みなさんの新しい日常の中の何かのヒント、きっかけになれれば、本当にうれしいです。

 

【6月、といえば・・・? 衣替え!】
今年は6月1日が月曜日で、週明けから衣替えをして夏服の制服になった中学生や高校生をみかけると、あ〜衣替えの季節だなあ、もうすく夏が来るなあ、なんて感慨に浸ってしまいます。
そう、6月といえば、衣替え。今年は例年になく春先から暖かい日も多かったので、すでにもう済ませている方や少しづつ夏服と切り替えながら衣替えをしてらっしゃる方もいるかもしれませんね。
毎年の衣替え、今年はちょっと、“アロマな衣替え”してみませんか?
衣装ケースなどには防虫剤を入れる方がほとんどだと思いますがこの防虫剤、精油やハーブ、スパイスを使って簡単に手作りできるんです。香りのおうち仕事しましょう!

 

【アロマ防虫剤、作ってみよう!】
作り方はとっても簡単。
用意するものは、これだけ。

・精油
・コットン
・キッチンペーパー

 

◆コットンに精油を10滴程垂らし、それをキッチンペーパーで包む。

 

これだけ。洋服に精油が付かないように注意してくださいね。シミになってしまいます!

こんな風にシフォンの巾着に入れてクローゼットにかけても、タンスに忍ばせてもかわいいです!
簡単な布袋や、汚れても大丈夫なハンカチなどにくるんでもいいと思います。

 

【防虫剤にお勧めの精油&ハーブ】
◆パチュリ
マノカルダは毎年、パチュリとラベンダーの防虫剤を作っています。パチュリ(パチュリー)精油は、聴きなれない方も多いかもしれません。東南アジア原産のシソ科の植物で、19世紀にはインドからカシミアショールをヨーロッパに運ぶ際、衣蛾(イガ)の幼虫の虫食いから守るため、このパチュリの葉を乾燥させたものをショールの間に挟み、運んだそうです。19世紀のヨーロッパではこのパチュリの香りが付いたショールが大流行したのだとか。オリエンタルな香りがします。かなり重い香りなので香りが長く持つのも特徴。

 

◆シナモン
シナモンに含有されているシンナミックアルデヒドという成分、これが虫を寄せ付けません。ある実験によると、防虫剤として良く使用されている“樟脳”とシナモンを比較したところ、樟脳よりも防虫作用に優れていたといいます。
精油をお持ちの方は精油でも、そして精油をお持ちでない方は、スーパーなどで売っている“シナモンスティック”でも大丈夫です!4〜5本ほどまとめて、簡単な布袋やハンカチに包んで衣類の上やクローゼットに下げます。

 

◆サイプレス、ヒノキ、ヒバ、シダーウッドバージニアン
ヒノキ科の精油達です。昔からヒノキの防虫効果は良く知られていますよね。同じヒノキ科の精油達にも同様の作用があります。最近はウッドブロックやウッドチップなども売られていますのでそれを利用しても。木の爽やかな香りが気分も軽くすっきりさせてくれます!

 

◆そのほか
スペアミントやラベンダー、ローズマリー、なと、お好みの香りを一緒にブレンドするのもオススメ!
“なんか、好きじゃない・・・”という香りならば、その香りにお好きな香りを混ぜると、また新しい発見があるかもしれません!
精油、ハーブに関しては、全て、気分が悪くなるようでしたら使用を控えてくださいね。
精油や置く場所によっても変わりますが、大体2ヵ月〜半年、香りが持ちます。香りがなくなったと感じたら、少し足してあげてください。また、香りがお洋服につく場合がありますが、精油は揮発するものですのでしばらくすると香りはなくなります。

 

6月はハーブのお花の季節でもあります。ラベンダーやローズマリーを摘んでドライハーブにして、それをサシェの中に入れても素敵です!

 

香りのおうち仕事のいいところは、“仕事”をしながら、“身体を整えるアロマテラピー”もできてしまう!というところ。
おうち時間を持て余し気味の時などにも、香りを嗅ぎながら手を動かす、これ、とってもストレス解消になりますよ!
今年は天然成分100%、の手作り防虫剤を作っておうち仕事でストレス解消、そして、秋には衣装ケースを開けた時に香る香りも楽しんでみてくださいね。

 

 

【明日は満月。ストロベリームーン♪】

明日、6月6日は、満月。4時12分に、まんまる満月になります。
最近、コロナのこともあり、お日様にも十分に当たれていないかもしれません。それ以上に夜空を見上げる、なんて、していなかったかもしれませんね。
月に1度の満月、明日の夜は“月光浴”してみませんか?地域によって異なりますが、大体19時30分〜20時前後にお月さま、お空に顔を出す様です。

 

まんまるお月さまは、満願成就、のシルシ。
今、ここに在る事に、感謝。
家族に、ありがとう。
自分、頑張ってるね、ありがとう。
そっと、月にお話してみてください。大丈夫、誰も見てませんから♪(不審者と間違われないように、ね・・・)

 

ちなみに、なぜ6月の満月はストロベリームーン、っていうのか、というと。
アメリカの先住民は季節を把握するために各月の満月に名前をつけており、6月がいちごの収穫時期であったことから、6月の満月をストロベリームーンと呼んでいたと言われています。(ウェザーニューズより)

 

確かに。路地もののイチゴの取れる季節ですね!(伊那のこのあたりはまさに今時期なのかなと。ちょっともう遅いかもしれませんね)

 

真っ赤なイチゴを食べながら、イチゴ満月(ストロベリーフルムーン♪)を堪能しましょう〜!赤く見えるかな?それもおたのしみですね!

 

 

自分にあった心地よいケアで、みなさんがこの時期をより快適にすごせますように。

 

6月5日、芒種の、季節のお便りでした。
次回は6月21日(夏至)の予定です。
最後までお読みいただきありがとうございました。

 


◆今年は忘れてしまいがち?な、紫外線対策。 〜2020年5月20日〜

こんにちは。マノカルダです。

 

本日5月20日、二十四節気の、【小満】です。太陽黄経60度。
季節の暦、二十四節気のこの小満、どんな時期なのかといいますと。
“陽気が良くなって万物の成長する気が次第に長じて満ちはじめることから、小満、と言われている。ようやく暑さも加わり、麦の穂が育ち、山野の草木が実をつけ始め、紅花が盛んに咲き乱れます。梅の実がなり、西日本では走り梅雨が見られる頃。田植えを準備するころでもあります”
(日本の行事、暦 より)

 

本当に心地よい季節になってきました。そこに確かに暑さも加わり、田圃に水が入ってカエルの鳴き声も加わり、大地のエネルギー、自然のエネルギーをヒシヒシと感じる今日この頃です。
緊急事態宣言も39県では解除となり、徐々にですが社会活動が復活しつつあります。
手探りですが、皆で新しい日常を、できれば以前よりもより心地よい日常をつくっていけたらいいですよね。

 

【つい油断してしまいがち?な5月の紫外線ケア】
今月に入り、太陽のエネルギーもヒシヒシと感じるようになってきました。
5月は、紫外線の強さが年間で4番目に強い月だそうです。(ちなみに1番は7月。2番は6月と8月。)
7月になるとさすがに気温も高くなってきていますし、“紫外線対策はバッチリしなくちゃ”という意識は高くなると思うのですが、油断してしまいがちなのが今月、5月です。
6月よりも紫外線の強さは劣りますが、6月は梅雨時期。カッラッと晴れる日にちは実は5月の方が多そう。
おまけに今頃は気温も丁度気持ちの良い、心地いい気温。ついフラフラと外に出ていきたくなって、気が付いたら

 

アラ!やっちゃった・・・(-_-;)

 

的な日焼けトラブルが起きやすい時期です。

 

さらに今年はコロナウィルスの世界的感染拡大の影響で航空機の便数が圧倒的に少なくなっていて、素人目ですけど本当に空がキレイ!
空気がきれいなんですね。お天気もイイし。

 

ということは、それだけ地上に降り注ぐ紫外線も例年よりはきつくなっているのでは?とマノカルダは予測しております。

 

うわ!やっちゃった…。とならないために、外出時は【日焼け防止】を意識して頂くといいかなと思います。
・日焼け止めを塗る
・帽子をかぶる
・日傘
・ドライブ手袋なんかもありますね。

 

でも、ふとした瞬間に、どうしても“あ〜やっちゃった!”という場面も出てきます。
そんな時におススメなのが、クレイでのケア。

 

皮膚が紫外線ダメージで炎症してしまっている場合は、まずは炎症を抑えるケア。マノカルダのお勧めは【クレイバック】です。
クレイパックというと、どうしても“美容”のイメージが強いかもしれませんが、クレイ自体に消炎作用があります。捻挫や筋肉痛の際に貼る湿布の役割を果たしてくれます。また、クレイの表面は電気的に負に帯電しているため、分子全体がマイナスイオン化して体内の余剰なプラスイオンを吸収して、体外に排出してくれるんです。

 

クレイは、鎮痛、抗炎症、解毒(デトックス)など、本当に優れもの。

 

クレイもいろいろな種類があり、肌への負担の多少や得意分野がありますが、一般的に良く出回っているクレイはカオリンやモンモリロナイト辺りかなと思います。
アロマセラピーショップでもクレイは取り扱っていますし、ネットでも入手できますね。

 

マノカルダで取扱っているのは、モンモリロナイトというクレイです。

※アロマスフィア モンモリロナイト 550円(30g)

 

このモンモリロナイトクレイ、他のクレイとちょっと違って、水を含ませると泥状になるのではなくて【ジェル状】になるんです!山形県産のクレイで、水を含むと約10倍にも膨潤します。そしてなによりも、プルプルの触感が気持ちいい!

 

今日は簡単なクレイパックの作り方をご紹介します。

 

【クレイパック】(お顔約2回分)
・クレイ(モンモリロナイト)・・・小さじ1
・フローラルウォーター又は精製水・・・大さじ2
・(お好みで)お好きな精油・・・1滴

 

@クレイにフローラルウォーターを入れて良く混ぜる。
Aたま〜に様子をみて混ぜながら、30分〜。でジェル状になったら完成。

 

・お顔や身体に少し厚めに塗布して、5〜10分。
・水やぬるま湯で優しくクレイを落として終了。あとはご自分のケアをお願いします。(ローションや乳液など)

 

最初水を入れた時にはこんな感じでダマダマしていますが

30分もするとこんな感じにプルプルジェル状に!

 

クレイは消炎作用に加えて、毛穴の汚れを優しくOFFしてくれるので、くすんでしまったお肌を明るくしてくれますし、クレイはミネラルも豊富に含んでいる鉱物ですのでお肌のミネラル&水分補給にもなって、一石三鳥!なのです。

 

お気に入りの香りを付けたパックをして、(お顔とは限りません、全身どこでもOKです!)しっかり芳香浴しながらのケアは本当におススメ。
日焼け後の火照ったお肌には、ラベンダーやペパーミントなどがお勧めです。(※ただしペパーミントは刺激があるので、お顔(特に目の周り)は避けるようにしてくださいね。)
お風呂に入る前にクレイパックをして、そのままお風呂へ。湯船にゆっくり使って、さあ身体を洗いましょう!という時にお顔や塗布部分を洗い流します。
クレイで排水溝のお掃除にもなって、ここでも嬉しい事が♪

 

※ご自宅にあるクレイやネットで入手したクレイでパックをつくられる場合は、分量や塗布時間等はその商品の取り扱い説明に従ってくださいね。

 

フローラルウォーター(芳香蒸留水)も、この時期とても心強い味方。フローラルウォーターは精油を水蒸気蒸留する際に一緒にできる蒸留水で、植物の水溶性の成分を含んでおり、精油とはまたちょっと違いますがその植物独特の心地よい香りがする蒸留水です。
ローズやネロリなどの精油はなかなかお高くてちょっと手が出せない・・・なんていう場合でも、天然のローズやネロリの成分がフローラルウォーターなら手軽に体験できます。フローラルウォーターでのローションパックも、日焼け後のお肌にはとても気持ちよくお勧めです。

※フロリハナフローラルウォーター(ラベンダー)1,705円(200ml)

 

おまけにラベンダー精油には、“細胞成長促進作用”があります。皮膚細胞の成長を促してくれる作用があるのです!おお!これは日焼けしたお肌や年齢が気になるお肌には朗報です!
ラベンダーの他にも
・ゼラニウム
・キャロットシード
・フランキンセンス(乳香)
・ネロリ
・パチュリ
・パルマローザ
・マンダリン
なども細胞成長促進作用を持つ精油達。

 

お手持ちの精油達の中に上記の香り達がいたら、ぜひクレイパックと一緒に使ってみてくださいね。

 

【本格的な夏に向けての“心”ケア】
今日は5月20日。あと約1か月で夏至です。(今年の夏至は6月21日。)
先月も少しご紹介しましたが、夏は東洋医学では“心”が活性化する季節。心ケアをしつつ、本格的な夏に備えましょう。
東洋医学でいう“心”の不調は、舌や脈、汗などにも症状が出やすいとされています。舌や口の中のむくみ、動悸や不整脈、多汗、手汗、ほてりなど、そんな症状が最近出てきたなあ、と感じたら、それは“心”が疲れているのかもしれません。
前回5月5日号でご紹介した、心臓のワークも、引き続き取り入れて頂くといいかと思います。
“心”をケアする香りとして、
・ラベンダー
・メリッサ(レモンバーム)
・ジャスミン
・パルマローザ
などはお勧めです。

 

ちょっと精神的に参ってきてる感じや、よく眠れない、反対に気力がわいてこなかったり、無気力になってしまったり。
そんな時、そばで香らせてほしい香り達です。

精油に限らずとも、これからの季節、ラベンダーはお花の時期。それにメリッサ(レモンバーム)も暖かくなり、葉っぱを生き生きと茂らせています。
そんなハーブ達がお庭にあるのでしたら、ぜひ活用してみてください。ラベンダーやレモンバームは刈り取ってお風呂に浮かべれば、心地よいハーブバスの完成。
レモンバームは葉を摘んで良く洗い、ちぎってからお湯を注げば、レモンバームのフレッシュハーブティーの出来上がり!鼻から抜けるかんきつの香りがなんともフレッシュで、生葉ならではの香りを愉しむことができます。

 

自分にあった心地よいケアで、みなさんがこの時期をより快適にすごせますように。
そして、一日も早いコロナウィルス感染拡大の終息を願って。

 

5月20日、小満の、季節のお便りでした。
次回は6月5日(芒種)の予定です。この時期くらいまでには、首都圏や警戒地域でも感染の拡大が収まってきて、新たな日常に全国民で一歩、踏み出せますように。。。
最後までお読みいただきありがとうございました。

 


◆本日立夏。春の終わり、そして夏の始まり。 〜2020年5月5日〜

こんにちは。マノカルダです。

 

本日5月5日、二十四節気の立夏(りっか)。太陽黄経45°。
今年はこどもの日と同日の立夏となりました。(だいたい5月6日が立夏の事が多いのですが、今年はうるう年だった関係で。)

 

立夏。
夏の始まりを告げる日。そして春の終わり。田植えの時期でもあります。
我が家やサロンの周辺では田植えの準備が着々と進んでいるようです。毎日トラクターの音が聞こえてきます。
これから田圃に水が入り、カエルの合唱も聞こえてくることでしょう。

 

心地よい季節。そしてこれから夏が始まります。

 

本格的な夏に向けて、からだと心のケアを今から準備していきたいですね。

 

Stay at home週間、皆様はどのようにお過ごしなのでしょうか。
緊急事態宣言下でも、夏へ向けての身体ケア、こころケアは、コロナ予防と共に行っていくことはできると思いますよ〜。
こんな時期ですが、少しでもこの記事が皆様のおうちおこもり期間中の一助になればと思っています。

 

さて、緊急事態宣言からもうすぐ1か月が経とうとしています。
が、コロナとある程度安心して共存できる日が来るまでには、日本でも、海外でも、まだまだ長期戦になってくいくのでしょう。

 

海外では厳しい外出規制や行動規制に対し、デモや暴動なども頻繁に起き始めています。
この大規模かつ厳格な外出制限や規制がいつまでになるのかはわかりませんが、人々の身体とココロに溜まっていたストレスが外へ爆発、そして暴発してしまえは、暴動やデモになり、内へ爆発してしまえはうつや精神不安を引き起こす。。。

 

きっと、みな、以前の日常に一刻も早く戻りたい!という気持ちでいっぱいなのだと思います。海外では、規制が徐々に解除されてきて、社会生活が少しづつ戻ってきているところも出始めています。
でも、この新型コロナウィルスがパンデミックを起こす以前と全く同じような日常には、きっと戻らないのではないか…。

 

ならば。
身体の免疫機能、抗体獲得と同じように、

 

心の免疫、心の抗体
(=いい面も、悪い面もあるかもしれませんが、そのような様々な状況が目の前に迫ったその時に、じゃあ自分だったらどのように反応して、対応していくのか、という、シュミレーションというか、思考の行動、そしてその実践)

 

も、私たちは身に着けていかないといけないんだなあ、と感じます。

 

ただただウィルスを恐れるのではなく、ウィルスの事、ウィルスと人間の歴史、そして自分自身の身体のしくみ、免疫機能の仕組みを知っておく。
それだけでも、心の免疫力がアップする気がします。

 

【今、ここ、を生きて、生き抜いている自分を、まずはほめてあげましょう〜♪】
そんなわけで今回のエクササイズを。
こんな状況の中、懸命に生きて動いて、生き抜いている自分。この身体を動かしてくれている原動力、それは、【心臓】です。
私たちは心臓のところを指さして、“わたし”という表現をしますよね。
心臓は、わたし。
今、ここに生きているわたし自身。

 

ということで、心臓にてをそっとあてて、自分の心臓の鼓動を感じてみてください。

トク、トク、トク・・・。
わたし、生きてる!動いてる。
そして、懸命に夜も昼もなく動き続けてくれている心臓さんに、いつも頑張ってるね、ありがとう、と声をかけてあげてみてください。
そんな風に自分を、身体をほめてあげると、気持ちもおだやかに優しくなってくると思います。

 

実は、夏は中医学では“心”の季節。心臓の活躍する季節でもあります。
今の状況のストレスケアと共に、これから迎える夏にむけての身体ケアにも。
夏は、心臓をねぎらいましょう。

 

【“コロナ疲れ”の身体ケア】

全国的な緊急事態宣言も延長される方向で検討されています。
まだすこし、辛抱の期間が続きます。それも、先の見えない辛抱。
東洋医学では、“恐れ・不安”は、【腎】に影響を与えるといわれています。東洋医学の【腎】は、西洋医学の【腎臓機能】も含む器官ととらえられていて、たとえば腎が疲れてきている場合、
・耳
・膀胱
・髪(頭皮)
・骨(歯)
などに不調の症状が出てくる、と言われています。
耳痛、耳鳴り、排尿、排便の問題、ガスがたまる、抜け毛、白髪、頭痛。などなど。

 

そんな症状が最近多いかな?と感じたら、もしかしたら【腎】が疲れているのかもしれません。腎臓ケアをしてすこしですがリフレッシュしてみるのはどうでしょうか。
例えば。
【耳モミエクササイズ】・・・耳をつまんで、まずは上下に10回ほど。そのあと左右に10回。最後は耳を持ってグルグル回します。
【髪の毛をつかんで頭皮マッサージ】・・・髪の毛の中に手を入れ(パーで入れて)、そのまま髪の毛の中でギュッと握ります。10秒程で離し、また別の場所に手を入れ、ギュッと握ります。これを繰り返します。
【背筋を伸ばして天使の羽ストレッチ】・・・背筋をピンとまっすぐ伸ばして、そのまま肘を後ろにグーッと引き付けて肩甲骨(=私たちの天使の羽♪)を背骨側に寄せます。肩が凝ったり、背中が丸まったりしているなあと思ったときにも気持ちの良いストレッチです。(今はテレワークなどでご自宅でも背中丸まったり固まったりしている方もきっと多いですよね)できれば7回、繰り返してみてください。

 

日中の合間でもよし、お風呂のゆったりタイムにでもよし。ご自分の生活スタイルの中に組み込みやすいところで、レッツ・トライ!

 

また。おうちにこもってばかりだと、身体もなかなか動かせませんし、つい感情的にもネガティブになってしまいがち。
もし、“あ〜なんかネガティブ思考に陥ってるな”と感じた時には、

 

色々考えず、まずは身体を動かしてみてください。

 

大きな動きでなくてもかまいません。手のひらをグーパーしてみたり。座ってるのであれば、足の指でグーパーしてみたり。手首や足首をグルグル回してみたり。ついでに首もグルグル。腰もツイスト!
きっと、さっきまでのグルグルと回っていたネガティブな思考が、いったんリセットされるのを実感していただけると思います!

 

【やっぱり、おいしい食べ物♪】

なんだかんだ言っても、毎日の生活の中での愉しみといえば、おいしいごはん!
本格的に暖かく、気持ちの良い季節になってくるこの時期、おいしい旬の食材がいっぱい!
・アスパラガス
・さやえんどう
・あさり
・新じゃが
・山菜
・たけのこ
・かぶ
・路地もののいちご
・しらす
・あじ
・かつお
・ホタルイカ
・お茶!

 

などなど。

 

旬の食材を、季節を味わう。なんて贅沢なんでしょう、食事って。それ考えただけでなんだか幸せな気分になります。
旬の食材には、その時期に合った身体への作用がちゃーんと備わっています。苦味があるものが多い山菜などは、早春の時期の身体の毒出しをサポートしてくれるし、夏の暑い時期の夏野菜は水分補給をしれくれて、身体を冷やしてくれます。
今はスーパーにもなかなかおいそれといかれないご時世ではありますが、是非、5月の旬の食材を食卓に取り入れて、幸せ気分を味わってくださいね。

 

(あ、アロマやなのに、今日の記事には精油の記事が一個もない!!!)
旬の食材の香りを存分に楽しんでください〜♪

 

自分にあった心地よいケアで、みなさんがこの時期をより快適にすごせますように。
そして、一日も早いコロナウィルス感染拡大の終息を願って。

 

5月5日、立夏(こどもの日)の季節のお便りでした。
次回は5月20日(小満)の予定です。この時期くらいまでには、なんとか先の見えるご時世になっていますように。。。

 

最後までお読みいただきありがとうございました。

 


◆緊急事態下の、日常。 〜2020年4月19日〜

こんにちは、マノカルダです。

 

本日4月19日、二十四節気の穀雨(こくう)。太陽黄経30°。
田畑の準備が整い、それに合わせて春の雨の降るころ。(ウィキペディアより)
春の恵みの雨が降り、この時期になると、遅霜もおりなくなる、と言われています。春の終わりの時期ですね。

 

外にお出かけしたくなる、心地よい季節です。

 

しかし、今は非常事態下。

 

4月8日、ついに全国に【緊急事態宣言】が発令されました。

 

各地でクラスター感染も発生して連日感染者数は右肩上がりに増えていきます。病床が足りず、マスクや医療資材も不足しているという報道も連日耳にします。

 

海外でも欧米各国、そしてアフリカ大陸、世界各地で猛威を振るい始めています。

 

そんな中、医療現場で働くすべての医療従事者の方々、ありがとうございます。
そして、物流に従事する方々。食品小売店、コンビニ、各店舗の方々。お役所の方々。保育園、教育関係の方々。食べ物を供給してくださる農家の方々。
お休みしたくても、できない職場で働いていらっしゃる全てのみなさま。

 

みなさんのおかげさまで、今の私たちの生活が成り立っています。
本当に大変ですね。
お疲れ様です。
本当にありがとうございます。

 

薄っぺらく聞こえてしまうかもしれませんが、身体には充分に気をつけて、頑張ってください。

 

ワクチン開発も、薬の開発も急ピッチで進められているようです。臨床試験なども早々に始まっているようですね。でも、実際に使用できるようになるのは、恐らく早くても〜1年はかかるようです。

 

この地球は、私たち人間だけのものではない、すべての植物、動物、そして微生物、鉱物たちと共に共有している財産なのだと、そのことを改めて考え直す、そしてこれからの共存の形を模索する意識づけをし直す、タイミングとしてのパンデミックなのかも・・・。などども感じます。

 

悲観的になるつもりはないのですが、現状5月6日までになっている緊急事態宣言ですが、このような事態、非日常が、まだまだ続いてしまう可能性は十分にあるということかな、と。

 

非日常が、日常にならざるを得ないかもしれない。

そんな中ではあるけれど、私たち人間には【知恵】と【ユーモア】と【おもいやり】があります。
こんな時だから、知恵を絞る。
こんな時だから、ユーモアを持つ。
こんな時だから、人を、地球を、世界をおもいやる。

 

そんな風にできたらいいなと思っています。
非日常の中での日常を、もっと快適に。
コロナが終息したその時には、その日常をも身に着けて軽やかに世界に飛び立てるように。。。

 

今回も、ひきこもりの日常の、ココロとカラダにお勧めのエクササイズとアロマケアをいくつかご紹介させてください。

 

【身体を動かす方法、あれこれ】
外出自粛要請時の今、おうちにこもってばかりだと、さすがにストレスもたまります。
DV(ドメスティックバイオレンス)の件数や報告が日本でも増加しているそうです。肉体的な暴力だけでなく、言葉の暴力も。
人は、こもって考えて頭ばかり使っていると悲観的になりやすく、ネガティブな方向についつい考えてしまいがち。【My思い込み劇場】にどっぷり浸かってしまって、その思い込み感情を家族や大切な人についぶつけてしまい、トラブルになったり、逆に自己嫌悪に陥ってしまったり。。。
そんな時には、好きな香りを嗅いで深呼吸しましょう!

このとき、できれば身体も一緒に大きく動かします。
息を吐くときは手をお腹に収めて、吸う時は手を大きく広げて。

 

大きな動きが難しいときは、息を吐くときには手をグーに、吸う時にはパーにしてみてください。

 

今、私がオススメの香りは、
フランキンセンス(乳香)
ミルラ(没薬)
ベンゾイン(安息香)
パチュリ
ベチバー
軽めの香りだと、
レモン
ペパーミント

 

などなど。いろいろお勧めしたいものが!
香りの感じ方は本当に個人的なものなので、必ず、“あ〜いい香り〜♪”と感じるものをお使いくださいね。

 

身体を動かすだけでも【My思い込み劇場】には効果的。
・背筋を伸ばす
・胸を開く
・大丈夫、って言葉に出してみる。
・口角をニーッと引き上げて、笑い顔をつくってみる(無理やりにでも)←コレ、だまされたと思ってやってみてください。結構イイです!

 

【肺・呼吸器系を元気に!お肌にもうるおい。爪もみエクササイズ】

この時期、風も紫外線も強くなってきて、お肌も乾燥しがちです。
お肌と肺って、実は東洋医学ではとてもつながりの深い器官なのです。肺は呼吸を司る臓器ですが、皮膚呼吸っていいますよね、皮膚も呼吸を司る臓器。天の気(空気)が肺に入ってきて身体の中で【陽気】となり、皮膚をうるおすと考えられているのです。
肺を元気にすると、皮膚も潤って元気になる。皮膚を元気にすると、肺も元気になる。

 

というわけで、皮膚、指先のモミモミです。
肺・呼吸器系が弱っていると、親指の外側(人差し指側)にささくれができやすかったりします。もしささくれちゃってたら、よしよし、と親指をモミモミしてあげてください。
爪の生え際の左右をゆっくりともんであげるといいですよ〜。これ、結構気持ちがいいし、おうちでながらで簡単にできるので、ぜひやってみてください!

 

【土用期間の身体ケア】
4月16日から5月5日の立夏前日まで、春土用の期間です。土用は春、夏、秋、冬、の季節間をつなく、調整期間。春土用は、5月5日からの夏へ向けての、春の身体からの移行期間です。この時期に各臓器の調整をかけて夏に備えるのです。
なので、ちょっとした体調不良が起こりやすい時期でもあります。身体のリニューアル期間なので、体調不良のサインがあったら、ゆっくり身体を休ませてあげてくださいね。
しっかり解毒して、来る夏に向けて元気な身体を準備しましょう!

 

土用の期間は、胃をいたわる生活を。
・姿勢よく食事をとる。
・よく噛んで(ひと口目は30回!)

 

この期間はこれを心がけてみてください。春の終わりのこの時期、口内炎や口の周りのニキビに悩まされていた方なども、意識して胃をケアして頂くとよいかと思いますよ〜。

 

自分にあった心地よいケアで、みなさんがこの時期をより快適にすごせますように。
そして、一日も早いコロナウィルス感染拡大の終息を願って。

 

4月19日、穀雨の季節のお便りでした。
次回は5月5日(立夏)の予定です。

 

最後までお読みいただきありがとうございました。

 


◆とことんネガティブになってみる、と…? 〜2020年4月4日〜

こんにちは。

 

本日4月4日、二十四節気の清明。太陽黄経15°。
清明、とは、【清浄明潔】の略で、春の光に全てが清らかに生き生きとしている様子(暦職人カレンダーより)なのだそうです。

 

たしかにこの季節、
山々は新緑に変わり始め、色とりどりのかわいらしい花が咲き、命にあふれる空気感、です。

 

・・・コロナウィルスの世界的蔓延さえなければ。

 

先月末から首都圏では急激な感染者の増加が始まり、学校も5月の連休明けまでは休校継続を余儀なくされる状況。

 

ここ長野県では来週から小中高校は学校再開の予定らしいですが、とにかく日々できることを徹底して行っていく以外に終息への道はないのではないでしょう。

 

手洗い、うがい。人込みの中へいかないこと。

 

新型コロナウィルス発症者が日本で確認されてから約2ヵ月。世界中があっという間にウィルスの脅威、空気に飲まれてしまいました。

 

乳児からお年寄りまで、どの年代でも重症化の可能性はあるという報告。欧米では医療崩壊の実態現場の映像。情報を集めれば集めるほど、ネガティブにしか考えられなくなっていく自分がいたりして。。。不安、心配の増幅と空気感を今は止められないでいます。

 

とことんまで心配して、不安になってみようか。

 

 

・・・そうしたらなんだか、絶望や危機感の中から、きっと希望はある、という気分になってきて。不思議なことに。

 

妙な落ち着きがやってきました。
もちろん、捨て鉢になる、というのとは違って、冷静に、です。

 

イタリアや中国ではピークアウトの情報もありますね。

 

日本ではでは一体いつピークアウトはやってくるのかを自分の中で見極めつつ、それでもピークを過ぎた後の世界に希望をもって、今の時期、日々を過ごしていけたらと。

 

落ち着いて、おちついて。

 

そんなゆったりできるエクササイズとアロマケアを今回はご紹介したいと思います。

 

【お肌の乾燥にも、ストレスケアにも、マインドフルネスにもオススメ、フェイシャルスチーム】

春は風も強く、お肌も乾燥しやすい季節です。
いま、自宅待機の時期、なかなか一人きり、自分だけの時間と空間を持てない方も多いのではないでしょうか。そんな方に是非試していただきたいです。
おうちに籠る時間、せっかくなのでおうちをリラクゼーションサロンにしてしまいましょう!

 

やり方はとっても簡単。
洗面器にお湯を注ぎます。湯量は適当で。
そこにお好みの精油を3滴程垂らします。精油がなければお気に入りのハーブでもOK。もったいないですが市販のティーバックでも代用できます!(カモミールティーやペパーモ¥ミントなど)
バスタオルを用意して、頭からかぶります。
そのまま洗面器の上に顔をあて、洗面器ごと頭をくるむようにします。目は閉じて、精油にむせるようだったら距離を調整してください。ヤケドに注意!
目を閉じたまま、ゆっくりと呼吸を繰り返します。もう十分かなと感じたところでおしまいにします。

 

お肌への水分補給にはもちろん、マインドフルネス(今、ここ、私)への気づきにも、もってこいのツールだと自負しています!
何も考えず、ただただ呼吸に意識を集中させることでリラックスもできますし、自宅に居ながらにして自分一人の時間と空間を確保することができます。

 

お好みの香りで気持ちも緩みますし、気分が落ち着くので心の余裕も生まれます。

 

個人的には、今の時期ちょっと甘めの香りがお勧め。
花粉症の症状がある方はすっきり系の香りもシャキッとします!

 

どれを選んでいいのかわからない・・・という方。お気軽にマノカルダまでご相談ください。
精油も20種類以上常備していますのでお買い求めもいただけます。

 

そのほか、今の生活の中でケアできることって。
前回3月20日号(この記事の下にあります)でもご紹介しましたが、
◆しっかり心地よく眠る!
◆手洗い、うがい、人込みを避ける!

 

そして、
◆コロナ終息後の自分に、そして世の中に希望を持つ!

 

 

自分にあった心地よいケアで、みなさんがこの時期をより快適にすごせますように。
そして、一日も早いコロナウィルス感染拡大の終息を願って。

 

4月4日、清明の季節のお便りでした。
次回は4月19日(穀雨)の予定です。

 

最後までお読みいただきありがとうございました。

 


◆いい眠りを取りましょう! 〜2020年3月20日〜

こんにちは。

 

本日3月20日、春分。太陽黄経ゼロ。
昼と夜の長さがバランスしているこの日、陰陽のバランスしている日。

 

お彼岸のお中日ですね。

 

みなさん、お墓参りにはいかれますか?
昼と夜、陰陽がバランスしている、
あの世(彼岸)と、この世(此岸)の風通しが良いということで、コミュニケーションがとりやすい日ということのようです。
それで、お墓参りに行くんですね。

 

いつもの年ならこの時期は
・卒業
・引っ越し
・転勤
・春休みの始まり

 

などなど、何かと忙しなくバタバタと落ち着かない日々の方が多かったはずですが、今年は例年通りとはいきませんね。

 

新型インフルエンザ対策特別措置法の改正もあり、政府によるイベントや集会の自粛要請は続いています。

 

子供たちは春休みの前倒し、でも自由に開放的にこの季節を送ることができないでいる。
大人もしかり。

 

やっぱり、なんだか、みなさん不完全燃焼というか、消化不良感の残る今日この頃なのではないでしょうか。

 

3月5日号にも書かせていただきましたが、
こんな時だからこそ、色々な、
今まで見なかった、
見えなかった、
見ようとしなかった
一面をのぞいてみる、発見してみる、いい機会にしてしまう、っていうのは、とっても素敵なことな気がするんです。

 

今、自分にできることを、できる方法で、できる範囲で。

 

前回は、【カンズメ状態だからできること】で、おうちの中の整理整頓をおススメしましたが、

 

今回は、【自由に開放的にこの季節を送ることができないならば・・・。】

 

いっそ寝てしまおう!という(笑)

 

眠りは私たちの生活の重要な要素。そして身体とココロにも本当に大切な行為の一つです。
心地よく眠ることは、私たちの身体とココロをより一層満たしてくれます。
不完全燃焼も、消化不良の気分も、心地よく眠って解消してしまいましょう!
せっかくのチャンス、自分の睡眠を見直して、より心地よい眠りにするためのヒントを今日はいくつかお話したいと思います。

 

【朝の寝起きが悪い…それは、持ち越しストレスのせい?】

 

こんな世間の状況下でもありますし、いつもに増して毎日のストレスケア、大切になると思います。
朝の寝起きが悪いなあ、寝覚めが良くない、という方がいらしたら、それはもしかして、持ち越しストレスのせいかもしれません。
夜寝る前まで考え事していたり、その日にあったいやな上司とのやり取りを思い浮かべてしまったり。。。
やり残したことや、ずっと尾を引いている人間関係の事だったりを、お布団の中にまで持ち込んでいませんか?

 

ストレスは、特にお腹の筋肉を緊張させます。
お腹の筋肉が緊張すると、腹膜につつまれている多くの内臓もその緊張を解くことができなくなってしまうのです。

 

そのために今日おススメするのは、
【眠る前の腹式呼吸】

 

お布団に入ったら、目を閉じます。
まずはおなかをへっこませて息を吐き切ります。吐き切ったら今度はお腹を膨らませて息を吸い込みます。これでワンセット。
これを15回、やってみましょう!

 

15回が終わるころには、手も足もポカポカしてきます。日頃の運動不足がある方には特に、結構な運動量かも。(かく言うワタシの事、ですね・・・。)
お腹をへこませること、おなかを膨らませることに意識を集中してみてください。
もし余裕があれば、息を吐きだしながら、今日あったいやなこととか悲しかったこと、そんなものも一緒に吐き出しちゃってください。
そして吸う息は、明日も元気に!のイメージや、今日も一日ありがとう、の言葉を吸い込みます。

 

実は私もやっていますが、足の冷えには私にはてきめんに効果がありました。本当にポカポカしてきます。
お腹を、腹膜を柔らかく保って、内臓の血液循環を促進してから眠りにつくと、ゆったりやわらかく眠ることができると思います。

 

 

【春眠暁を覚えず。眠らないと元気になれない臓器とは?】
眠らないと元気になれない臓器。。それは、ズバリ肝臓です。
以前にもご紹介しましたが、中医学の五行説でいうと、春は肝臓の季節です。肝臓が元気に働くためには、とにかく睡眠は不可欠なのです。
元気な春を過ごすためにも、よく眠りましょう!

 

特に、夜中の1時〜3時の時間帯は無理をしてでも眠ってください!この時間帯が一番肝臓の再生を促進する時間帯なのです。
肝臓は主に栄養分の貯蔵や解毒、胆汁の生成などを行っていますが、ホルモンの分解作業なんていうのもしています。
お肌の回復、
免疫力の回復、
ホルモンの調整
なんていうことも、この1時〜3時の時間帯に身体が行ってくれているので、いいホルモンバランスを保つためにも、しっかりこの時間帯は横になりましょう!
この時間帯にしっかり眠っておけば、翌日のちょっとしたイライラも、少なくなるかも?

 

 

【眠る前のアロマケア】

精油を使ってのアロマケアもお勧めです。
この時期花粉症全盛!の方も多いかと思います。そんな方にも眠る前にアロマケアで少しでもすっきりしてお布団にはいってもらえるように。

 

お風呂で精油を活用!
お風呂タイム、リラックスできる時間ですよね。
そこでも精油は大活躍!私のお勧めはお風呂に直接入れるのではなくて、
お風呂でスチーム芳香浴、です。
やり方は簡単。
1、お好みの精油を2〜3滴洗い場のシャワー下に滴下する。
2.そこに温かいシャワーをかける。
3.お風呂場をシャワーの湯気で満たす。
4.そこに入ってゆっくり普段通りの入浴をする。

 

です。湯船に直接滴下しないので肌に直接あたることがなく、皮膚刺激の心配もなく小さなお子さんがいても一緒に入れます。
暖かいスチームなので、フェイシャルスチーム効果もあります。

 

お風呂上りにマッサージ
マッサージ、とまではいかなくても、自分の心地よく感じる香りのボディローションやオイルを使って、身体ケアの時間をつくります。触ってあげるだけでも身体は喜びます。今日も一日ありがとう、と言葉なんでかけたら、もう身体はきっとウキウキです!
脚が気になるときは脚だけでも、腕が気になるときは腕だけでも。毎日日替わりでパートを変えていってもいいかもしれません。今日はデコルテと首、明日は腕、明後日はお腹…なんていう感じで。

 

ベッドサイドに香りを漂わせて
夜眠る前に、ティッシュにお気に入りの精油を数滴たらしたものをベッドサイドに置いて眠りにつきます。
横になる前に、ティッシュを数回フリフリして香りを拡散させてあげるとより香りを愉しめます。

 

 

香りはお好きなものでいいと思いますが、夜のリラックスの時間、ゆったりできる甘い香りがいいかもしれません。今の時期、ネロリやかんきつ系はお勧めです。
ネロリは神経や感情面の緊張やf不安をとってもやさしくフォローしてくれる香りです。やさしく落ち着かせてくれます。
花粉症の方は、すっきり系の香りでのケアはお勧めです。サイプレスやユーカリ、ローズマリー、クラリセージ、ティートリーなど。
肺と鼻、皮膚をケアして、よい眠りを目指しましょう!

 

 

自分にあった心地よいケアで、みなさんがこの時期をより快適にすごせますように。

 

3月20日、春分の、季節のお便りでした。
次回は4月5日(清明)の予定です。

 

最後までお読みいただきありがとうございました。

 


◆今だからこそ、自分をケア! 〜2020年3月5日〜

こんにちは。マノカルダです。

 

ここのところの温かさで、サロンの庭でも梅の花が咲き始めました!

本日3月5日、啓蟄(けいちつ)。太陽黄経345度。
春分前の最後の24節気です。春分(太陽黄経0度のはじまり)に向けて、ラストスパート!というところでしょうか。
啓蟄、という言葉は、
蟄中啓土(ちつちゅうけいど・・・地中に潜んでいた虫が戸を啓いて地上に這い出るという意味)に由来し、
春の温かさを感じて冬ごもりしていた虫が、外に這い出てくる頃の事。(知恵蔵より)

 

日本文化いろは辞典には、
“土の中で縮こまっていた虫(蟄)が、穴を開いて(啓いて)動き出す日の事。具体的には、日本人が「さあ、働くぞ!」と意気込み始める日の事をいいます。”
なあんていう記載がありました。

 

こんな風に意気揚々と今日から動き始められたら、いいですよね!

 

 

でも。

 

世間は新型コロナウィルスの発生と世界中への広がりで、不安な空気感でいっぱい・・・。

 

心配のココロ、不安のココロでいっぱいになっている気がします。

 

マスクがない、
消毒液もない、
こんどはトイレットペーパー?!

 

ないない尽くしになってて。

 

旅行も、イベントも、のきなみ中止。
テレビをつければ、ウィルスの話。ご近所方との世間話も、なにもかも。
そんな最近の世の中。

 

気持ちも身体もちょっと重い気がしませんか?

 

もしかして、情報に、ココロもカラダも“溺れかけて”いませんか?

 

情報恐怖になって、免疫力も落ちてしまいますよね。

 

こんな時こそ、自分の身体を見つめてあげてください。
自分の身体と心を感じてあげてください。

 

心を亡くす、と書いて、【忙しい】。
心を配る、と書いて、【心配】。

 

心配することももちろん自然なことだと思います。
でも。
自分の心を配りすぎて、自分じゃなくなっちゃったら。

 

まずは、今だからこそ、自分自身のケアを。

 

【ないない!→あるある!へ】

先ほどマスクがない、消毒液ない、トイレットペーパーもない?!というお話をご紹介しましたが、
まずは、ない!という“言葉”をなくしてみませんか?

 

探し物をするときも、“ない、ない!”っていって探しているとなかなか探し物が出てこなかったりしますよね。
“きっとある!どこかにある!”といって探し続けると、意外とすぐに見つかったり。

 

言葉から、ポジティブにしてしまいましょう。
いつこの騒動が終わるのかわからない、ではなく。
終息はきっとすぐそこにある

 

あっちもこっちも想定外で時間がない!ではなく、
大丈夫、時間はある
と言い切ってみてください。

 

自分の脳の為に!(ここがポイント。自分の為に、ね。)否定語をなるべく使わないように意識してみる。

 

すると、現実に変化が表れてくると思います。
前向きな気分になってきたりするんです。
未来を向こう、という気持ちになります。

 

“ない!”を排除して、“ある!”へ。

 

ちょっとしたエクササイズ、試してみてください。

 

こんな風にひとりひとりが小さなことを積み重ねて、今の世間の空気間が変わればいいなあ、と切に願います。

 

 

【カンヅメ状態だからこそできること】

各方面からの自粛要請で、開放的に外出することがなかなか難しい今日この頃。
ですが、だからこそできることもあります!

 

自宅でカンヅメ状態になっているのであれば、この機会にぜひ断捨離を。
自分の思い描く素敵な自宅を想像して、それに近づけるには今どうすればいいのか?
ここのお部屋の、ここのクローゼットをまず整理してみるか。とか。
台所の食器棚、ちょっと使わないものが多いから整理しようかな、とか。
冷蔵庫の中の賞味期限切れの食材を一掃する!とか。

 

いつも過ごすスペースや目にする風景がすっきり爽やかになれば、それだけで全く気持ちも身体も変わります。
お部屋やスペースが快適になって、気持ちもスッキリ。
ゴキゲンな気分になれます♪

 

 

【香りもお手伝いします】

香りは、いつでもどこでもあなたの味方でいてくれます。
サポートしてくれます。

 

いつでもあなたの身体と心のサポーターです。

 

心配のココロ、不安のココロを解放してくれる、そんな香りを探してみませんか?

 

ホッと一息つきたい、
幸せな感じで満たされたい、
元気になりたい、
心のモヤモヤを吹き飛ばしたい、

 

ひとそれぞれ、いろいろとあると思います。

 

まずは、香りを嗅いでみて、肚にしみこんでくるかどうか。
頭で決めようとせず、身体で、肚で決めてみてください。

 

“肚が決まる”、“腹が立つ”、なんていう言葉からもわかるように
お腹にも、センサーはあるんです!

 

最初は難しく感じるかもしれませんが、身体はわかっています。

 

すぐに“肚で”わかるようになります!

 

お好きな香りが決まったら、
お部屋で芳香浴(ティッシュに数滴たらしたり、マグカップにお湯を注いでそこに数滴たたしたり。)
お風呂に入れて(2〜5滴)アロマバス
洗面器などに数滴(2〜3滴)たらして、手をつける手浴やフェイシャルスチーム
みつろうで練り香水をつくって寝る前や職場でのリフレッシュに
なんていう風に、日常のなかで香りを愉しんでみてください。

 

ティッシュに2滴程お好きな精油を落として、それをお財布に入れて持ち歩くのもおススメです。
数日は香りが残りますし、思いがけなく香りが漂ってくるので気持ちもほっこりします。

 

お好きな香りがよくわからない、どういう香りを選べばいいのかわからない、という方は、
まずはポーンと目に入ってきたもの、ちょっと気になった精油を選んでいただくのもいいと思います。

 

もっと具体的に知りたい!という方は、毎月開催のマノカルダのワークショップにいらしてみてください。

 

香りの感じ方は千差万別。それぞれの感じ方があって当然。

 

花粉症にはこの精油、
ウィルス対策にはこの精油、というような対症療法的なお薬的な使い方だけではなくて、

 

今だからこそ、【私の身体にしみいる香り】探し

 

ぜひ今の日常の中に取り入れてみてください。きっとお気に入りの香りがみつかるはずです。

 

制限や辛抱や、不自由の中にも、愉しみを見出し続けてきたのが、私たち人間。
人間ってすごい!と、つくづく実感します。

 

この時期。

 

今できること、
今とりくむべきこと、に意識を向けて、
自分自身の生活を大切に、足元をしっかりみて毎日を過ごしていけるといいなと私は思っています。

 

自分にあった心地よいケアで、みなさんがこの時期をより快適にすごせますように。

 

3月5日、啓蟄の、季節のお便りでした。
次回は3月20日、春分の日の予定です。

 

最後までお読みいただきありがとうございました。

 


◆今日から始める花粉症対策 〜2020年2月19日〜

こんにちは。みなさまお元気でお過ごしでしょうか。

 

本日、2020年2月19日、雨水。

 

太陽黄経330度、二十四節気の第2。
水がぬるみ、草木の芽が出始めるころ。(大辞泉より)
雪が雨に変わり、雪解けが始まるという日で、忍び寄る春の気配に草木が蘇る、という意味もあるそうです。(日本文化いろは辞典より)

 

今年は例年になく温かい冬で、最近の異常気象を改めて感じます。
ドカドカに暖かかったり、かと思ったら大雪が降る地方も。寒暖差に身体がついていけず、体調を崩されている方もいらっしゃるかもしれませんね。
気象の変化は、身体が感じるストレスも結構大きいのです。

 

それに加えてまだまだ終息の気配を見せない新型コロナウィルスのことも。インフルエンザやウィルス性の胃腸炎も流行っているようです。手洗い、うがいの徹底がやはり一番の水際対策のようです。そしてさらに内臓を整えて自律神経を整え、免疫機能をUPさせていくことでなんとかこの時期、ウィルスや花粉を乗り切りたいですね。

 

花粉症の方にお伺いすると、今年は例年にない暖冬の為か花粉の飛散も早い!ということで、もうすでに鼻をグズグズ…なんていう方もいらっしゃるようです。

 

花粉症、つらいですよね。

 

くしゃみ、鼻水、鼻づまり。
果ては目のかゆみ、お肌のかゆみ、耳まで痒い!なんていう方も。

 

そんな方は、ぜひ、お水を意識して飲むようにしてみてください。
そして、胃腸に負担をかけないような腹8分目の食事を意識してみてはどうでしょうか。

 

暦の上ではもう既に季節は春。

 

東洋医学でいう五行説によると、春は肝臓の季節。
肝臓が一番活発に機能する時期なんだそう。

 

ちなみに冬は、腎臓の季節。
ちょうどこれから、腎臓さんから肝臓さんへ、主役が入れ替わろうとしているところです。

 

腎臓さんは、水分代謝をしてくれる臓器。
そして肝臓さんは栄養分を溜め、そして体内の毒素を解毒してくれる臓器です。

 

冬の寒い時期、腎臓さんは頑張ります。
ただ、運動不足や濃い味付けの料理などで疲れが溜まって機能低下していると、なかなか思うように肝臓さんにバトンタッチできません。
肝臓さんもまた、食べ過ぎ飲みすぎで疲れていると代謝機能をアップすることができません。

 

今年は、腎臓さんと肝臓さんをケアすることで体内での季節のバトンタッチをスムーズにして、身体の中から花粉症対策!してみませんか?

 

花粉症の方の中には、奥歯にものが挟まりやすいなあ、と感じていらっしゃる方が多いそうです。
“年齢のせいか、歯茎が痩せてきているのかなあ…??”と思ってしまいがちですが、実はこれは腎臓さんがお疲れのサイン。歯茎がむくんでいるんです。水分代謝が低下していることをお知らせしてくれているサイン。

 

純粋なお水を意識して身体に入れることで、腎臓のろ過機(本当に細かい毛細血管)をきれいに洗い流して機能UP!
むくみにくくなり、鼻腔周りも楽になるかもしれません。

 

そして肝臓さんは、ストレス食いやドカ食いにとっても敏感です。腹8分目を意識することで肝臓さんをケアしてみましょう。
腹8分目には、【よく噛んで食べる】事がとっても効果的!

 

よく、ひと口50回は噛みなさい、なんていう話もありますが、そればかり意識して毎回の食事をするのは至難の業です。なので毎食、ひと口目だけでもかまいません、ひとくち目だけは、30回は噛むことを意識してみる。

 

口は消化管の入り口。ここでしっかり食べ物を噛んで唾液を出すことで、そのあとの消化器官での消化液の出方が変わってくるといいます。しっかり噛んで唾液を出すのと、早食いして唾液がしっかり出ない状態で飲み込んでしまうのとでは、消化吸収のされ方が変わってくる、ということです。

 

肝臓さんは栄養の貯蔵と同時に解毒のお仕事も担っていますので、ここで早食いをしてしまったり食べ過ぎてしまうとまだ本調子でない肝臓さんに解毒の負担が重くのしかかります。代謝機能がアップできず、春への身体の準備が進みません。

 

姿勢を正して、よく噛んで食べると、腹八分目が身体でわかりるようになります。
それによく噛んで食べると、食事の満足感、幸せ感もアップします!食べ物に感謝、食事に感謝という気持ちになります。不思議です。それだけでも消化が促進されそうです。
幸せな気分で食事をすることが一番ですね♪

 

 

そして精油達も花粉症やアレルギー対策のとっても頼もしい味方。

お好きな香りで構いませんが、鼻が詰まっていたり鼻水が出たりしている場合は頭も重く感じられますし、おそらくスーッとした香りが好ましく感じるのではないでしょうか。
ユーカリやペパーミントなどは、抗カタル作用があり余分な水分を体外に出しやすくしてくれます。
抗菌、抗ウィルス作用もありますので、まだまだ気の抜けない感染症対策にもなります。

 

鼻水や鼻づまりなどの時に、マスクの外側(ここがポイント!)にスプレーしてみたり、(アロマスプレーの作り方は、季節のお便り2月4日号を参照ください)スプレーがない場合は原液を一滴、マスクに落とします。(お肌に直接つかないように注意!)

 

抗アレルギー作用のある精油はカモミールやメリッサ(レモンバーム)など。

ブレンドオイルを作って鼻の周りをやさしくマッサージしたり、お湯を入れたマグカップに1〜2滴程垂らして蒸気を吸入するのもおすすめです。

 

【花粉症に ブレンドオイル】
(10ml分)
植物油・・・10ml(ホホバオイルやマカデミアナッツオイルなど)
精油・・・2滴
(ユーカリやペパーミント、ラベンダーなどでも)

 

ペパーミントやカモミールはハーブティーとしてスーパーなどでも手軽に手に入りますので、ハーブティーを意識してたっぷりと飲む!というのも身体がよろこびそうです。

 

また、目にかゆみが出たり充血してしまったりする方は、飲み終わったカモミールのティーバックを目の上にのせてパックしてみてください!
濃いめに入れたカモミールのハーブティーでアイボ●の要領で目を洗っていただいても。

 

夜寝る前にケアをしたいという方には、精油は鎮静作用が期待できるラベンダーやカモミール、そして鼻詰まりの気になる方はローズウッドなどもお勧めです。
いずれにしても、ご自身が心地よいと感じる香りでケアをしてみてください!

 

 

腎臓さんと肝臓さんケア、そしてアロマケア。
気になる方は、レッツトライ!

 

自分にあった心地よいケアで、みなさんがこの時期をより快適にすごせますように。

 

2月19日、雨水の、季節のお便りでした。
次回は3月5日の予定です。

 

最後までお読みいただきありがとうございました。

 


◆ウィルスと、身体と、立ち居振る舞い。 〜2020年2月4日〜

こんにちは。

 

本日、2020年2月4日、立春。

 

太陽黄経315度、二十四節気の第一。
今日が新しい1年の始まり、ともいえます。

 

1年の始まりの今日から、季節に合わせた日常の身体やココロのメンテナンスのお役に立つような情報を発信していけたらと思っています。

 

本当は本日初回、花粉症の対策を書かせていただこうと思っていました。
今年は例年になく早くに花粉がやってきているようです。

 

がしかし。

 

昨今の新型コロナウィルスの報道をやニュースをみるにつけ、
私たちの身体の事やウィルスの事を知っているだけでも気持ちが楽になるのではないか?と思い、
急遽ですがウィルス対策のお話をさせて頂こうと思います。

 

まず知っておきたいのは、ウィルスってなあに?ということ。

 

細菌と良くいっしょにされがちですが、まったく大きさのレベルも違います。

 

最近は“生物”であり自己増殖できますが、ウィルスは生物とはいいがたい構造です。
ウィルスは細胞がなく、自力で増殖できないのです。

 

それに大きさも、人体が地球の大きさとすると、細菌はだいたい象さんくらいの大きさ、
そしてウィルスに至っては、テニスボールから米粒大ほどの大きさなのです!ウィルスは、細菌に感染することもできるんですって!

 

ウィルスは自己を増やすためには宿主が必要となり、生物の体内に侵入しその細胞膜を破壊して細胞内に入り、自己のDNAを書き込みます。
そうと知らない生物の細胞はその細胞をそのまま分裂させ、コピーを作っていくのです。

 

人間の免疫細胞はウィルスのみを攻撃することができないので細胞全部を攻撃してしまいます。
そしてどんどん細胞を破壊していってしまいます。それが炎症です。
発熱、そして関節痛など、辛いですよね。

 

でも、ウィルスもただ体内に入ってきただけでは増殖できません。難関があるんです。
それは、私たちの細胞膜を破って細胞内に侵入しなければいけないということ。

 

細胞膜は私たちの細胞のいわは城壁、インターフェイスです。

 

細胞膜をしっかりケアしておけば、ウィルスにたいして過剰に反応することはなくなるかもしれません。

 

人間のインターフェイスって、なんでしょう?
私のココロと身体のつながりの師匠、おのころ心平さんによると、人間のインターフェイスとは。。。

 

立ち居振るまい

 

ではないかと。

 

そして、情報を識別する力を高めて、情報の波にのまれて自分を見失わないような態度を保つことこそが、結果、ウィルスに対する予防策になるのではないか?と。

 

 

ひとつひとつの動作を丁寧に心を込めてやってみる。

 

そうすると動きに優雅さが出てくる。

 

背筋をピンと伸ばして、丁寧に歩いてみる。座っているときも姿勢を正してみる。

 

すると気持ちがすっきりしゃっきりしてくる。

 

周りをみる余裕がでてくる。
情報に流されない芯が身体にできてくる。

 

結果、ウィルスに強い身体(細胞膜!)を手に入れることができる!

 

 

気になった方は、ぜひぜひレッツトライ!

 

香りもお助けいたします!
インフルエンザと同様、抗ウィルス作用のある精油をスプレーにして、それをマスクの外側にスプレーするのはお勧めです!

 

お好きな香りで構いませんが、抗ウィルス作用での筆頭はやはりティートリーやユーカリ。
ラベンダーもいいですよね。

 

ここでは私のお勧めの抗ウィルス対策スプレーをご紹介します。

 

【50mlスプレー1本分】
・無水エタノール・・・5ml
・精製水・・・45ml
・ラベンダー精油・・・5滴
・ユーカリ(グロブルスorラディアタ)精油・・・5滴

 

無水エタノールに精油を入れてよく混ぜ、精製水を入れたら完成です。本当に簡単なのでお試しを。
気分もリフレッシュできますし、抗菌作用もありますのでこの時期におすすめです。

 

ラベンダーは、本来の自分を取り戻させてくれる香り。
ユーカリは、恐れや不安から動けないでいる自分に対して楽観的な風を心に吹き込んでくれます。

 

その他、ベルガモットやペパーミントなどもお好みでお試しください!

 

 

ウィルスを寄せ付けない立ち居振るまいと態度、そしてアロマケア。

 

気になる方は、レッツトライ!
もちろん、手洗いやうがいもしっかりと。

 

自分にあった心地よいケアで、みなさんがこの時期をより快適にすごせますように。

 

初回、ドキドキの、季節のお便りでした。
次回は2月19日の予定です。最後までお読みいただきありがとうございました。

 


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